観世音霊籤 第二十六首 平

桓溫得殷浩書(故事)

(詩)
上下傳來事總虛上から下への伝わる事は全て虚無
天邊接得一封書天空の彼方に一通の封書が達する
書中許我功名事そこには私の手柄が記されている
直待終時亦是無ずっと待ち続けても結局何もない
【解】(解説)
求閑不閑:暇を求めても暇にはならず
日下心煩:心煩わされる日々は終らず
欲求名利:富と名声を求めるのは
徒爾虛投:無駄な努力で何もない
此籤:この籤を得る者は
接日虛望之象:日々日々虚像を待ち望む状態
凡事守舊待時:全て元の決まりに従い待つ時
【聖意】(運勢)
交易(取引)不成(不成立)
婚姻(結婚)不成(不成立)
求財(金運)(阻まれる)
自身(心体状態)(安泰)
家宅(家、家庭)祈福(祈れば福あり)
六畜(家畜)(育つ)
田蠶(田畑養蚕)半熟(機は熟さず)
尋人(尋ね人)西方(西方にあり)
行人(旅、外出)有信(連絡あり)
六甲(子供)生女(女を授かる)
山墳(先祖墓)(良し)
訟詞(争い事)(損失)
疾病(健康疾病)祈福(祈れば福あり)
失物(紛失物)難尋(探し難し)
移徙(転居移転)守舊(保守)
観世音霊籤 第二十六首