観世音霊籤 第三十一首

達摩面壁(故事)

(詩)
清閑無事靜處坐何も考えず何もせずただ静かに座る
飢時吃飯困時臥腹が空いたら食べ眠ければ横になる
放下身心不用忙心も体も解き放ち落ち着きなくせず
必定不遭殃與禍そうしていれば損害と災難に遭わず
【解】(解説)
守己安靜:自らの安静を守る
即是神仙:すなわち仙人の様
待他時至:機が熟すまで待つ
必定週全:必ず助けは訪れる
此籤:この籤を得る者は
守己安靜之象:自らの安静を守る状態
凡事宜守舊:全て元の規則を守るべき
【聖意】(運勢)
交易(取引)宜遲(遅くすべき)
婚姻(結婚)(条件を満たす)
求財(金運)待時(待つ時)
自身(心体状態)(安泰)
家宅(家、家庭)祈福(祈れば福あり)
六畜(家畜)平平(普通)
田蠶(田畑養蚕)秋熟(秋に機が熟す)
尋人(尋ね人)(難しい)
行人(旅、外出)(至る)
六甲(子供)生女(女を授かる)
山墳(先祖墓)(良し)
訟詞(争い事)(和解)
疾病(健康疾病)設送(祓及び祈祷)
失物(紛失物)(何もなし)
移徙(転居移転)(良し)
観世音霊籤 第三十一首