観世音霊籤 第三十九首

曹操遣襧衡投黃祖(故事)

(詩)
天邊消息應難問天の果てに返答が難しい知らせあり
切莫私心強望求強い利己を望み求めるのはいけない
若把石頭磨作鏡もし石を磨き鏡を作ろうとするなら
精神枉費一時休精神を無駄にするので一旦休むべき
【解】(解説)
千般用計:様々な状況に計画を用いるが
一旦皆空:一旦その全てを空にしなさい
安靜守舊:静かに控え元の決まりに従え
不必強求:何かを強く求めてはいけない
此籤:この籤を得る者は
安靜守舊之象:保守的に落ち着くべき状態
【聖意】(運勢)
交易(取引)(阻まれる)
婚姻(結婚)不合(条件を満たさず)
求財(金運)平平(普通)
自身(心体状態)提防(警戒し守れ)
家宅(家、家庭)(安泰)
六畜(家畜)(損する)
田蠶(田畑養蚕)(利益)
尋人(尋ね人)(難しい)
行人(旅、外出)(動け)
六甲(子供)生女(女を授かる)
山墳(先祖墓)大吉(とても良し)
訟詞(争い事)(損失)
疾病(健康疾病)設送(祓及び祈祷)
失物(紛失物)(空虚)
移徙(転居移転)平安(平穏無事)
観世音霊籤 第三十九首