観世音霊籤 第四十一首

董卓郿塢藏金(故事)

(詩)
無限好事君須記無限に良い時は気を付けるべき
恰如認賊作為子盗賊を子と認める様な事である
莫貪眼下有些甜眼の前にある甘い物を欲するな
可慮他時還受苦いずれ苦難を返り受けるだろう
【解】(解説)
只道一著:一つの方法しかないと思う
君子莫錯:得高き者間違えてはならず
宰把身心:心身共に支配され
不致耽擱:留まる事をしない
此籤:この籤を得る者は
認賊為子之象:妄想を現実だと誤認する状態
凡事不宜苟且:礼儀と注意に欠くべきでない
【聖意】(運勢)
交易(取引)(難しい)
婚姻(結婚)未合(未だ条件を満たさず)
求財(金運)待時(待つ時)
自身(心体状態)平常(平常)
家宅(家、家庭)不安(安泰でない)
六畜(家畜)(安泰)
田蠶(田畑養蚕)半熟(機は熟さず)
尋人(尋ね人)(至る)
行人(旅、外出)(至る)
六甲(子供)生男驚(男を授かるが驚く)
山墳(先祖墓)中平(いつも通り)
訟詞(争い事)宜和(和解すべき)
疾病(健康疾病)祭星(祈祷)
失物(紛失物)難尋(探し難し)
移徙(転居移転)祈保(祈れば加護あり)
観世音霊籤 第四十一首