観世音霊籤 第五十一首 上平

諸葛公隆中高臥(故事)

(詩)
夏日初臨日正長夏が始まると日が長くなる
人皆愁惱熱非常皆尋常なき暑さを心配する
天公也解諸人意天も人々の考えを理解する
故遣薰風特送涼故に南風を吹かし涼を送る
【解】(解説)
進用莫疑:選ばれるかを疑うべからず
佳期日至:時が至れば良い時期は来る
凡成謀望:望みは全て成し遂げられる
不須憂慮:なので心配する必要はない
此籤:この籤を得る者は
炎天生涼之象:茹だる暑さに涼風が吹く状態
凡事所謀穩當:全ての策は無理なく理に適う
【聖意】(運勢)
交易(取引)平常(平常)
婚姻(結婚)(条件を満たす)
求財(金運)秋吉(秋に良し)
自身(心体状態)謹防(注意深く守れ)
家宅(家、家庭)祈福(祈れば福あり)
六畜(家畜)(安定)
田蠶(田畑養蚕)(損する)
尋人(尋ね人)(見つかる)
行人(旅、外出)(動け)
六甲(子供)生男(男を授かる)
山墳(先祖墓)(良し)
訟詞(争い事)(良し)
疾病(健康疾病)還愿(望みあり)
失物(紛失物)北方(北方にあり)
移徙(転居移転)守舊(保守)
観世音霊籤 第五十一首