観世音霊籤 第七十首

諸葛與關公說親(故事)

(詩)
朝朝役役恰如蜂毎日頑張る蜜蜂の様に
飛來飛去西復東西へ東へ飛んでは返す
春暮花殘無覓處春過ぎ花枯れ行き場無し
此身不戀舊叢中この身は恋せず元の藪中
【解】(解説)
役役終朝:朝から晩まで努力する
暗雨不清:暗い雨の中よく見えず
用盡機謀:全ての策を使い果たし
爭加寂寞:戦に加わるも孤立無援
此籤:この籤を得る者は
遊蜂採花之象:遊ぶ蜂が蜜を採る状態
凡事勞而無功:全て苦労は結果を得ず
【聖意】(運勢)
交易(取引)反覆(繰り返す)
婚姻(結婚)不久長(長続きせず)
求財(金運)破耗(散財)
自身(心体状態)小人(狡猾)
家宅(家、家庭)口舌(言い争う)
六畜(家畜)(損する)
田蠶(田畑養蚕)(損する)
尋人(尋ね人)無跡(痕跡なし)
行人(旅、外出)(暗く判明せず)
六甲(子供)虛花(無い)
山墳(先祖墓)(改めよ)
訟詞(争い事)(損失)
疾病(健康疾病)(阻まれる)
失物(紛失物)(空虚)
移徙(転居移転)守舊(保守)
観世音霊籤 第七十首