観世音霊籤 第七十六首 上上

孫叔敖隱處海濱(故事)

(詩)
魚龍混雜意和同魚と龍が交ざり合い同調する
耐守寒潭未濟中助けが無い冷たい池で耐える
不覺一朝頭角聳ある朝角が生えると思わない
禹門一跳到天宮門を一飛すれば神の元へ到達
【解】(解説)
雖有址地:場所があったとしても
不如待時:時が来るのを待つべき
營謀出入:商機の出入りあれども
切莫安為:現状に甘んじるは悪し
此籤:この籤を得る者は
禹門未透之象:名声が未だ浸透してない状態
凡事變化則吉:全ては変化出来れば良くなる
【聖意】(運勢)
交易(取引)阻滯(阻まれ停滞)
婚姻(結婚)未合(未だ条件を満たさず)
求財(金運)(あり)
自身(心体状態)提防(警戒し守れ)
家宅(家、家庭)中平(いつも通り)
六畜(家畜)(損する)
田蠶(田畑養蚕)五分(5割)
尋人(尋ね人)(暗く判明せず)
行人(旅、外出)(遅れる)
六甲(子供)有險(重大な危険あり)
山墳(先祖墓)(祭壇祀れ)
訟詞(争い事)(損失)
疾病(健康疾病)祭星(祈祷)
失物(紛失物)(難しい)
移徙(転居移転)守舊(保守)
観世音霊籤 第七十六首