観世音霊籤 第九首 上上

趙韓王半部論語定天下(故事)

(詩)
勞君問我心中事労王は私の心にある煩悩を尋ねた
此意偏宜說向公この意志を王に話すのは相応しい
一片靈臺明似鏡運勢を示す場所は鏡に似て明るい
恰如明月正當空輝く月が空に存在しているかの様
【解】(解説)
心中正直:心の中は素直であれ
理順法寬:理に適い順序を正し寛容に
天無私意:自然界には私欲無し
莫空虛看:何もせず見るは無駄
此籤:この籤を得る者は
皎月當空之象:明るい月が空にある状態
凡事正直則吉:全て正直でいれば良し
【聖意】(運勢)
交易(取引)(栄える)
婚姻(結婚)(形を成す)
求財(金運)平平(普通)
自身(心体状態)順利(円滑)
家宅(家、家庭)(良し)
六畜(家畜)(損する)
田蠶(田畑養蚕)(利益)
尋人(尋ね人)(至る)
行人(旅、外出)(動け)
六甲(子供)生男(男を授かる)
山墳(先祖墓)(良し)
訟詞(争い事)有理(意味を成す)
疾病(健康疾病)得安(安心を得る)
失物(紛失物)祈福(祈れば福あり)
移徙(転居移転)(良し)
観世音霊籤 第九首