台北に潜む小さな中国大陸

《隱藏在台北的中國小大陸》

台湾台北市内を俯瞰すると見えてくる秘密に迫るページです。

台北に潜む小さな中国大陸
福祿

これって秘密なのかな;

中国と台北の地図を比較する

中国大陸の地図

中国の都市の地図
赤字は都市の名前
【庫倫】[Kùlún] : ウランバートル (モンゴルの首都)
【迪化】[Dí huà] : ウルムチ (新疆ウイグル自治区の都市)
【哈密】[Hāmì] : クムル (新疆ウイグル自治区の都市)
【西藏】[Xīzàng] : チベット自治区

※中国国民党が主張する領土を基本としている為にモンゴルやチベットも含まれています。

台北市内中心部の地図

台北市内中心部の通りの名前の地図
赤字は通りの名前
台北市内の道路の名前には、中国の地名が使われています。
それだけでなく位置関係が中国大陸の地理と同じというこだわりようで、まるで中国大陸を縮尺して台北にはめ込んだようになっているのです。
摩沙

箱庭感覚

台北に小さな中国ができた経緯

それは第二次世界大戦直後のことです。当時中国大陸を支配していた中国国民党は日本から台湾を接収し、それまで使われていた日本式の台北の町割りを変更しました。
通りの名前に中国大陸の地名を使うというアイデアは、接収隊に属していた上海の建築師によるものとされています。
「西門町」だけは一大繁華街であった為に例外的に残され、今でも通称として使われています。
福祿

西門町で好きな場所はどこ?

摩沙

西本願寺跡