《認識台北的流程:連接城市的主要樹幹道路》
台湾台北市内の幹線道路を紹介するページです。台北市内の幹線道路は、東西南北に整理されています。
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台湾の地理は線で捉える
日本の住所 : 東京都千代田区永田町1丁目7番地1号
台湾の住所 : 台北市中正區重慶南路1段122號
日本の住所は、〇〇町何丁目何番地というように、町割りによる「面」で区別されます。
一方で台湾の住所は、〇〇路何号というように、道路名による「線」で区別されます。
台湾で住所を示すときは、道路の名前が大変重要になります。
もし日本の住所を台湾式に表すなら、「東海道2段22号」とか「竹下通り39号」という感じになります。
「線の区画」に一度慣れるととても合理的な方法であることに気づきます。
全ての住所が道に繋がっているので、土地勘がなくても通りの名前さえ分かれば大丈夫です。
欧米の住所も線の区画
台北市内東西へ延びる道路
其の一
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(2) 八徳 [Bā dé ] : 八徳路
(3) 忠孝 [Zhōng xiào] : 忠孝西路、忠孝東路
(4) 仁愛 [Rén ài] : 仁愛路
(5) 信義 [Xìn yì] : 信義路
(6) 和平 [Hé píng] : 和平西路、和平東路
儒教にある八つの徳を、孫文が時代に合わせて提唱したのが「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」という新たな八徳です。中華民國政府の積極的な道徳教育によって、東西道路名に使用されました。
東路と西路の境目
【西路】[Xī lù]:中山路より西にある路
【東路】[Dōng lù]:中山路より東にある路
※ (6) 和平路には中山路が交差していないので、羅斯福路 [Luó sī fú lù] が東西の境目になっています。
東西の境はずいぶん西の方にあるね
東側は戦後になって発展
•「羅斯福」は日本から中華民国への台湾統治移管 (台湾光復) を認めた米国大統領Franklin Roosevelt の中文表記です。
其の二
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(2) 民權 [Mín quán] : 民權西路、民權東路
(3) 民生 [Mín shēng] : 民生西路、民生東路
(4) 長安 [Cháng ān] : 長安西路、長安東路
(5) 市民大道 [Shì mín Dà dào] : 市民大道
孫文が発表した革命の基本理念が三民主義 (民族主義、民権主義、民生主義) です。
それらは市内北部の東西道路に命名されています。
台北市内南北へ延びる道路
其の一
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(2) 中山 [Zhōng shān] : 中山北路、中山南路
(3) 新生 [Xīn shēng] : 新生北路、新生南路
(4) 建國 [Jiàn guó] : 建國北路、建國南路
(5) 復興 [Fù xīng] : 復興北路、復興南路
(6) 敦化 [Dūn huà] : 敦化北路、敦化南路
(7) 光復 [Guāng fù] : 光復北路、光復南路
国民政府が中国大陸を統治していた時代には、「東西へ伸びる道路には都市の名称」「南北へ伸びる道路には省の名称を付けるのが慣習でした。
今でも台北市内の幹線道路の一部にその名残が見られます。
長安路や重慶路がそうだね
北路と南路の境目
【北路】[Běi lù]:忠孝路・八徳路より北にある路
【南路】[Nán lù]:忠孝路・八徳路より南にある路
其の二
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(2) 承德 [Chéng dé] : 承德路
(3) 林森 [Lín sēn] : 林森北路、林森南路
(4) 金山 [Jīn shān] : 金山北路、金山南路
(5) 松江 [Sōng jiāng] : 松江路
(6) 基隆 [Jī lóng] : 基隆路
台北市内には人名が付けられた道路はあまり多くありません。
「林森」(国民政府1932-43年主席) は数少ない例の一つです。
延平、承德、金山、松江も中国の地名だ
総括
・南北道路は中国大陸の地名由来が多い。
・西路と東路は中山路で変わる。
・北路と南路は忠孝 • 八徳路で変わる。