《出現在Taiwanesque PV中的台灣美食》
『Taiwanesque PV【台湾美食編】』に登場した全台湾グルメを紹介します。
1:肉圓
台湾彰化県が発祥とされる料理です。
豚肉ベースの餡を地瓜粉や太白粉などのデンプン質で包んだ物を加熱調理します。
加熱方法は低温の油に長時間浸す油泡 [Yóu pào] と、蒸して仕上げる清蒸 [Qīng zhēng] があります。
撮影地 : 真味肉圓 北投裕民
台北市北投區裕民一路3號
(+886) 9-3621-5313
2:水餃
台湾のギョウザは主に水餃子のことを指します。
さらに餃子は主食の扱いなので、日本のようにラーメンやチャーハンと組み合わせて食べる姿はほぼ見かけません。ましてや白米と組み合わせた餃子ライスなどという炭水化物祭飯は存在しません。
味の種類が豊富でキャベツ、牛肉、海鮮、クミン味など様々なバリエーションが楽しめます。
つけダレには酢醤油ではなく、烏醋 [Wū cù] と呼ばれる台湾の黒酢を使うのが一般的です。
ちなみに焼餃子は鍋貼 [Guō tiē] と呼ばれます。日本では棒餃子としてお馴染みの姿です。
撮影地 : 台北市信義區永吉路30巷
3:叉燒包
中にチャーシューを包んで蒸した饅頭です。
広東料理の流れを汲むチャーシューですが、台湾では味付けが日本よりも甘めのものが多いです。
撮影地 : 台北市信義區永吉路30巷
4:葱油餅
ネギ入りの揚げ焼きクレープです。
夜市に行けば必ず屋台が出ている定番の一品です。卵、チーズ、台湾バジルなどを有料で追加できます。
撮影地 : 台北市中山區 (雙城美食一條街)
5:麺線
麺線は日本の素麺の様に糸状に伸ばして作られる麺です。白麺線と紅麺線の二種類あり、白麺線は素麺ほど乾燥させずにしんなりと仕上げた物、紅麺線は黄金色になるまでしっかり乾燥させた物を指します。
ホルモンと一緒に煮た大腸麵線 [Dà cháng miàn xiàn] や、牡蠣が入った蚵仔麵線 [Hé zǐ miàn xiàn] が有名です。
撮影地 : 好記麵線
台北市大安區通化街47號 (臨江街夜市)
(+886) 2-2709-9265
6:炒麵
台湾の焼きそばは種類がとても豊富です。具材や味付けだけでなく麺の太さも選ぶことが出来ます。
撮影地 : 台北市中正區 (公館商圈)
7:涼拌大薄片
大陸等からの移民が多い台湾では異国料理も色々と味わうことが出来ます。
これは南アジア伝来の料理で、豚肉の脂身をスライスして麺の様に仕上げた一品です。
撮影地 : 尚家香雲南美味麵食館
台北市中正區汀州路三段137號
(+886) 2-2368-6231
8:小菜
主菜に添える小皿料理も台湾グルメの楽しみの一つです。席に着いてメイン料理を注文した後は、並べられている小皿料理を自分で取りに行きます。それをつまみながら注文した料理が届くのを待つというのがローカルスタイルです。
撮影地 : 山西刀削麵館 (閉店)
台北市大安區和平東路二段118巷2號
(+886) 2-2378-7890
9:雞肉飯
この料理は戦後に進駐軍が持ち込んだ七面鳥を使ったのが始まりで、台湾南部嘉義の火雞肉飯 [Huǒ jī ròu fàn] が発祥とされています。
茹でた鶏肉を裂いてから白飯に乗せ、鶏油や豚油を掛けるのが基本スタイルです。
撮影地 : 張記嘉義鶏肉飯
台北市中正區汀州路三段233號
(+886) 2-2369-8811
10:豬油拌飯
炊き上がったご飯にラードを混ぜたものです。台湾が貧しい時代に少量で空腹を満たす為に食べられていたのが発祥です。
現代では魯肉飯 [Lǔ ròu fàn] の方が圧倒的に主流で、お店のメニューとして見掛ける機会は非常に稀です。
日本では1990年代後半にTV番組の企画で限定販売されたことがあります。
撮影地 : 華美新古典麵食館 (閉店)
台北市大安區浦城街26巷2號
(+886) 2-2368-0986
11:排骨飯
日本語ではパーコー飯と書かれる事が多い排骨飯です。
骨付き豚の唐揚げが付け合せの野菜等と共に白飯の上に盛り付けられます。コンビニ弁当や台湾鉄道の駅弁にも採用されている台湾国民食の一つです。
撮影地 : 東道飲食亭
新北市三峽區仁愛街7號
(+886) 2-8671-5692
12:擔仔麵, 炒空心菜, 豬油拌飯
台南が発祥で、雨季に漁へ出られない漁師が天秤棒に担いで売っていた麺がその名の由来です。
もやしで増量した茹で麺に茹で汁と甘めのそぼろ肉を掛けパクチーを添えたのが基本スタイルです。
空芯菜は日本でもお馴染みの食材になりましたが、台湾ではにんにくと炒めて食べられる事が多いです。
白飯にラードを掛けただけの非常に素朴な料理なので、オリジナルの状態で提供する店は稀です。レストランでは現代的価値に見合う様にアレンジされている場合が多いです。
撮影地 : 府城晶華 (國立故宮博物院)
台北市士林區至善路二段221號
(+886) 2-2882-9393
13:排骨便當
丼で提供されると排骨飯となりますが、お皿に別添えで提供される場合は弁当箱に入っていなくても排骨弁当と呼ばれることが多いです。
撮影地 : 國立台灣大學
台北市大安区羅斯福路四段1号
(+886) 2-3366-3366
14:便當
台湾東部に位置する池上は台湾を代表する米の産地であり、池上産の米は品質が高く銘米として評価されています。
台湾の弁当は基本的に白飯が見えない様に盛り付けられていて、温かい状態で売られています。日本のように冷めた弁当を食べる習慣はありません。
撮影地 : 池上e便當
新北市新店區中興路一段285-1號
(+886) 2-2917-0022
15:臭豆腐
清の時代に中国で誕生したと言われる臭豆腐です。中国の臭豆腐は緑色で発酵臭がきついですが、台湾では浅い発酵状態で食されるので豆腐の厚揚げような感じです。蒸し臭豆腐 (清蒸), 揚げ臭豆腐 (油炸), 臭豆腐鍋 (臭臭鍋) などがあります。
撮影地 : 廟口151 全素食店
新北市深坑區深坑街151號
(+886) 2-2662-2151