《五星酒店選的五家台式早餐名店》
(2023.6.1 中央社)『台式早餐風靡海外 五星飯店引進傳統老店搶商機』(台湾の朝食は海外でも人気 五つ星ホテルが伝統ある老舗を導入しビジネスチャンスを掴む) というニュースが流れました。そこに登場した五つ星ホテルが朝食ビュッフェに採用した有名朝食店を探してみました。
君品酒店 [Jūn pǐn jiǔ diàn] (パレ・デ・シンホテル)
5つ星ホテルとして紹介されているのは、2010年に台北駅の目の前に開業した台湾資本のホテルです。
宿泊価格は執筆時点で一泊約2万円強からとなっています。
最新の宿泊価格は下記リンクよりご確認ください。
五つ星ホテルが採用した"有名朝食店"
1:正義豆漿(新北)
正義豆漿は新北市三重区にある豆乳店です。油條は揚げパン、鹹豆漿は豆乳を酢で固めたもの、米漿は米のミルクです。
2:永和周家麵(新北)
Googleマップで示された店は正しくない可能性があります。台湾伝統的な涼麺は冷やし麺にきゅうりとゴマだれのみの非常にシンプルな料理です。
3:兩喜號(台北)
龍山寺付近に本店と支店があります。魷魚焿米粉はとろみがついたスープにイカとビーフンが入った料理です。
4:府城食府(台南)
台南市安平区に本店があります。朝食店というより台湾伝統料理を一通り提供するレストランです。2022年にミシュランガイド・ビブグルマンでも推薦されています。芋籤粿は紫芋の蒸し料理です。
5:雙豪油飯(高雄)
高雄市苓雅区の武廟市場内にあるお店です。花生粽はピーナッツがアクセントのちまきです。
総括
台南のレストランは機会があれば行ってみたいと思います。その他のお店は一見どこにでもありそうな感じに見えますが、逆に言えば台湾はどこに行っても美味しいもので溢れているということなのかもしれません。何の変哲もない食堂が意外と名店だったりするのはよくあることです。
君品酒店と漢字表記がよく似た君悅酒店は、台北101の隣りにある米国資本のグランドハイアット台北で全く別のホテルです。外観も全く異なります。
"台北君悅酒店" [Táiběi jūn yuè jiǔ diàn] (グランドハイアット台北)