《台北3大夜市跟當地人喜歡的3夜市》
ナイトマーケット（夜市）は溢れる活気と美味しい食べ物が魅力的な場所です。バラエティー豊かなグルメやお土産、面白雑貨からお洒落な衣類までが所狭しと並ぶ独特の空間は、日本のお祭りとはまた趣きが異なります。夜市の多くは毎晩営業しているので、気が向いた時にいつでも訪れることができます。
台湾全国には大小様々約300の夜市があるとされていますが、複数の夜市が連なって形成されることもあり正確な数は不明です。台北市内には20以上の夜市を確認できます。
台北３大ナイトマーケット
１：士林觀光夜市 [Shì lín guān guāng yè shì]
台北で最も有名な夜市です。食べ物や商品が豊富に揃っており、観光客にとっても人気のスポットです。台湾の代表的な料理や軽食を一通り楽しむことができます。また洋服やアクセサリーなどのショッピングも楽しめます。地元の人々にも愛される場所で、台湾の夜市文化に手軽に触れることができます。
２：饒河街觀光夜市 [Ráo hé jiē guān guāng yè shì]
一本道で形成されていてわかりやすいので、士林夜市より好きという声も少なくありません。食べ物やお土産などを扱う多くの露店があります。
夜市周辺には歴史的な寺廟もあり、散策しながら地元の文化や風景を楽しむこともできます。
３：寧夏路觀光夜市 [Níng xià lù guān guāng yè shì]
台北市によれば観光夜市という位置づけですが食べ物系の屋台と店舗が多いです。魯肉飯、大腸包小腸、滷肉飽、豆花など地元の人々に愛される名物料理が数多く揃っています。またフレッシュなフルーツやジュース、パウンドケーキやデザートなども楽しむことができます。
周辺には迪化街、大稻埕など歴史的な街並みや伝統的な建物を楽しむことができる観光スポットもあります。
観光夜市と夜市の違い
観光夜市と一般的な夜市の区別はかなり曖昧な状態ですが、観光夜市は下記の点が整備されている傾向にあります。
- バラエティーに富んだ品揃え（多様性）
- 歩行者通路の確保や車両禁止（安全性）
- 休憩場所や公共のトイレ設備（快適性）
- 美しい看板や整頓された陳列（美観性）
台北コスパ最高!?夜市
１：廣州街觀光夜市 [Guǎng zhōu jiē guān guāng yè shì]
飲食、生活用品、雑貨、服飾店が乱立する夜市です。龍山寺側から進入すると艋舺夜市という名前が掲げられています。元々別の夜市だったのか、通り名が存在するのか詳細は不明です。
２：華西街觀光夜市 [Huá xī jiē guān guāng yè shì]
全体的にアーケードが設けられている通りです。古い店が多く怪しげな雰囲気が漂っている夜市ですが、観光に支障のないレベルの治安は保たれています。中には蛇肉を扱う飲食店もあり各種媒体で面白おかしく紹介されますが、安易に生き血を摂取するのは当サイトではおすすめしません。他にも薬膳料理や伝統的なデザート、数十年代わり映えしない服飾店などがあります。
３：梧洲街觀光夜市 [Wú zhōu jiē guān guāng yèshì]
伝統的な軽食店が多く並ぶ通りです。道端に並べられた低い椅子に腰掛けて古早味を味わえば、100年前の台北に思いを馳せることが出来るかもしれません。
廣州街、華西街、梧洲街は同じ地区にあるので複数の夜市を一度に巡ることができます。また龍山寺を挟んだ反対側にも西昌街觀光夜市という薬草茶が有名な別の夜市があります。
台北ローカルおすすめ夜市
１：南機場夜市 [Nán jī chǎng yè shì]
日本統治時代に飛行場があったことが名前の由来です。住宅街にある夜市で数々のローカルフードを堪能できます。中でも水餃子や蒸し臭豆腐が人気です。
今は観光客があまり来ない静かな夜市ですが、2026年にMRTが開通するのでそれ以降は様子が変わっていくと思われます。
（2025年開通予定）萬大-中和-樹林線廈安駅、B出口より徒歩１分
２：延三觀光夜市 [Yán sān guān guāng yè shì]
台北の歴史上古くから発展してきた地域で30-40年以上続いている店も多く見られます。台北市内であるにも関わらず安価にお腹を満たすことができる稀な場所です。
３：大龍街夜市 [Dà lóng jiē yè shì]
280年以上の歴史を持つ大龍峒保安宮と共に歩んできた商業地区で、昼と夜で様子が異なります。昼間は生活用品店や雑貨店、夜間は伝統的な台湾小吃店が多く見られます。